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中国の色彩活用―無彩色・伝統編
作者: 大前絵理 周昕   来源: 流行色 年份: 2006 文献类型 : 期刊 关键词: 贺词   时代色彩   不断创新   新年   时尚   杂志   贴近读者   流行色   关注生活   精神境界  
描述: 古代中国には、木の青、火の赤、土の黄という色彩の三原色に、白と黒を加えれば、宇宙のすべての色が表現できるという色彩観があった。 それが、紀元前6世紀に完成した古代哲学思想、「陰陽五行説」の「五行五色」である。 白と黒は、ともに“正色”として、基本色とみなされた。 “五行”では、白は金の色で、西の方位をさし、動物神の“白虎”が当てられた。黒は、水の色、北の方位をさし、“玄武”という動物神が当てられた。まさに、太古の色彩学である。もう一つ、「墨に五彩あり」という、モノクロームの世界がある。 水墨画の「墨」という黒色のなかにすべての色が濃縮され、黒と白だけで、現実の世界を再現していく。 水墨画の極致は、雄大で深遠な山水を描くことにあるが、筆一本で自在に「かすれ」や「濃淡」をつけて、奥行きを表現し、山水画も、人物画も、花鳥画にも長ける。 これは、中国の哲学「道家」がもたらした究極の美意識、ともいえる。 そして、この枯淡で寂びた色合いが、美術やライフスタイルに影響を与え、国境を越え、東洋の精神となっていったのである。
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